今日は朝から蒸し暑くて、午後になるとさらに空気が重くなった気がする。窓の外を見ると、遠くの空が急に灰色になっていて、ああ、これは夕立が来るなと直感した。実際、数分後には大粒の雨が降り出して、アスファルトの匂いが部屋の中まで入ってきた。あの独特の匂いを嗅ぐと、子どもの頃に傘も差さずに走って帰った日のことをふと思い出す。
その匂いを嗅いだ瞬間、なぜか肩の力がふっと抜けた。今日は朝からずっと、細かいことが気になって仕方なかった。メールの返信が遅いとか、頼まれた資料がうまくまとまらないとか、そういう小さな苛立ちが積み重なっていたんだと思う。でも雨の匂いを吸い込んだら、頭の中のざわざわしたノイズが少しだけ静かになった。呼吸も、いつのまにか深くなっていた気がする。
不思議なもので、天気の変化って自分の内側にもそのまま影響してくる。晴れていれば気分も晴れやかになるし、雨が降れば少し内向きになる。今日はその両方を、たった一日の中で味わった気がする。朝の重たさと、午後の雨上がりの軽さと。そのどちらも、無理に消そうとせず、ただそのまま感じていていいんだろうなと思えた。
肌の調子も、実は気分と連動しているんじゃないかと最近思うようになった。イライラしている日は、なんとなく顔がこわばっているし、鏡を見る回数も減る。逆に今みたいに少し心が緩んだ瞬間は、自分の顔をちゃんと見てあげたくなる。鏡の中の自分と、少しだけ目を合わせる時間を作りたくなる。
雨上がりの窓を開けると、涼しい風が入ってきた。この時間だけは、誰にも急かされずに、自分のペースで深呼吸できる気がする。明日もこんな午後があったらいいなと、そんなことを思いながら今日はここで筆を置くことにする。
※この記事は個人の体験・感想であり、効果を保証するものではありません。肌に合わない場合は使用を中止してください。

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