月曜日の朝。目覚ましより先に、外から蝉の声が聞こえてきて、ああ夏はまだ終わらないんだなと思いながら起きた。ワンルームの窓を開けると、もう空気が湿っていて、今日も暑くなりそうな予感しかしない。
シャワーを浴びて、化粧水をつける前にまず鏡を見る。土日にゆっくりできなかったせいか、頬のあたりがちょっとかさついている気がする。乾燥と汗を同時に感じるなんて、東京の夏はほんとうに忙しい肌をしていると思う。汗をかいているのに、肌の内側はぱさぱさしている感覚は、この季節ならではだなと毎年思う。
化粧水はいつもよりちょっと多めにパッティングして、乳液を重ねる。急いでいるとつい省略したくなるけど、ここだけは譲れない。以前、寝坊した朝に化粧水だけで済ませて出た日があって、お昼ごろには顔がつっぱって仕方なかった。あの反省があるから、多少バタバタしていても手だけは止めないようにしている。
とはいえ、今日もアラームを三回スヌーズしてしまって、結局また時間がなくなった。何度も同じ失敗を繰り返しているあたり、学習能力がどこかに置き忘れられているんだと思う。慌てながらも、鏡の前で乳液を伸ばす手つきだけは意外と丁寧だったりするから、我ながら不思議だ。
日焼け止めを塗って、扇風機の前で前髪だけ急いで乾かして、なんとか支度完了。通勤電車の中、窓に映る自分の顔を見ながら、今日も一日乗り切れそうかなと小さく確認する。そういう小さな儀式が、案外一日の調子を決めている気がする。
季節の変わり目はまだ先だけど、肌は少しずつ夏の疲れをためているのかもしれない。無理せず、でも手を抜かず。そんなふうに月曜日を始められたら、それでじゅうぶんだと思う。
汗をかいているのに肌が乾燥するのはなぜ?
表面はべたついていても、肌の内側のうるおいは足りていない状態があるらしい。汗をかいているからと夏の朝の保湿を省略すると、かえって調子を崩しやすいと聞いてから、多少バタバタしていても化粧水と乳液だけは省略しないようにしている。
忙しい朝でもスキンケアの手を抜かないコツは?
私が実際に効果を感じたのは、化粧水・乳液・日焼け止めを洗面台の一番手前に、使う順番のまま並べておくこと。順番通りに並んでいると、寝ぼけていても手が勝手に進む。反対に奥にしまい込んだものは平日には絶対に使わない。意志の力に頼るより、環境を整えるほうが続けやすいと感じている。
※この記事は個人の体験・感想であり、効果を保証するものではありません。肌に合わない場合は使用を中止してください。
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扇風機で前髪だけ乾かす時短技も、実は理にかなっているのかもしれない。顔まわりの髪が湿ったままだと、せっかくの朝のケアも髪に持っていかれる気がするからだ。ドライヤーを出す余裕のない朝の、苦肉の策ではあるけれど、道具は使いようだと思うことにしている。
月曜の朝の小さな儀式たちは、一つひとつは数十秒のことばかりだ。化粧水の多めのパッティング、乳液、日焼け止め、扇風機の前髪。合計しても五分に満たない。それでもこの五分があるかないかで、月曜日という長い坂道の登り始めが変わる。今週も、その五分をちゃんと確保できた。あとはなんとかなると思う。
ちなみに、朝の五分を確保するために始めた工夫がひとつある。化粧水と乳液と日焼け止めを、洗面台の一番手前に一列に並べておくことだ。順番通りに並んでいるから、寝ぼけていても手が勝手に進む。反対に、奥にしまい込んだものは平日には絶対に使わない。私の朝は、意志ではなく配置で回っている。ずぼらな人間ほど、環境づくりに投資したほうがいいというのが、この夏の結論だ。
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