金曜日の昼休みが終わって、少しだけ時間が余ったので、近くの公園のベンチに座ってみた。八月の日差しはまだ強くて、木陰を選んでも汗がにじんでくる。膝の上に置いたペットボトルの水滴を眺めながら、ふと今日の夕方以降の予定を思い浮かべた。
今週はずっと、帰ってからのスキンケアの順番をあれこれ変えていた。忙しい日は洗顔だけで終わらせてしまうし、余裕がある日は化粧水をつけたあと少し待ってから乳液に移る、というふうに。毎日きっちり同じ手順を守れているわけではない。むしろ、その日の疲れ具合や気分に合わせて少しずつ違う気がする。
以前は、決まった順番を崩すことに罪悪感のようなものを感じていた。手順表のようなものを頭の中に置いて、それを外れるたびに落ち着かなくなる。でも最近は、そのゆらぎも含めて自分のペースなんだと思うようになった。ベンチの隣で子どもが虫取り網を振り回している声を聞きながら、そんなことをぼんやり考えていた。
汗ばんだ日は、家に着いたらまず何も考えずに顔を洗いたくなる。逆に落ち着いている日は、鏡の前で一つひとつの工程を確かめるように進めたくなる。その日ごとの違いを無理に揃えようとしなくてもいいのかもしれない、と最近は思う。
夕方になれば汗も引いて、肌の状態も少し変わるはずだ。今夜は久しぶりに時間をかけて、順番を丁寧になぞってみようかと思う。特別なことをするわけではない。いつもの手順を、いつもより少しゆっくりなぞるだけだ。それだけで、一日の終わりが少し違って感じられる気がしている。
公園の時計を見ると、休憩の時間はもうあと少しだった。立ち上がって、鞄を肩にかけ直す。今日も今日なりのペースで、夜の自分のルーティンにつなげていければいいと思う。
化粧水のあと乳液まで、どれくらい時間をあけるといい?
余裕がある夜は、化粧水をつけたあと少し間をあけてから乳液に移るようにしている。すぐに重ねるより、肌にひとまずなじませる時間を挟んだほうが、翌朝の手触りが落ち着いている気がする。逆に疲れている日は洗顔だけで終わらせることもあり、毎日きっちり同じ手順を守れなくても、それはそれでいいと今は思っている。
汗をかいた日の洗顔で気をつけることは?
帰宅直後の洗顔は、さっぱりしたい気持ちが先に立ってつい力が入りがちだけれど、ごしごしこすらず泡で包むように洗うほうが乾燥肌には合っていると感じる。さっぱり感は少し物足りないくらいでちょうどよく、洗い上がりの突っ張り感が減った。
毎日同じ順番でスキンケアをしなければいけない?
そうとは限らないと思う。以前は決まった手順を崩すことに落ち着かなさを感じていたけれど、その日の疲れ具合や気分によって手数を変えても、続けやすさのほうが結果的に肌のためになっている気がする。忙しい日は最低限、余裕がある日は丁寧に、というゆらぎを許すくらいがちょうどいい。
※この記事は個人の体験・感想であり、効果を保証するものではありません。肌に合わない場合は使用を中止してください。
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汗をかいた日の洗顔も、ごしごし洗いたくなるのをぐっとこらえて、泡で包むように洗うのがいいと聞く。真夏の帰宅後は特に、顔を洗う気持ちよさに任せて力が入りがちだから、意識して手の力を抜くようにしている。さっぱり感は少し物足りないくらいが、乾燥肌にはちょうどいいらしい。
公園のベンチで考えていたことを、夜、実際に鏡の前でなぞってみた。いつもの手順を、いつもより少しゆっくり。それだけのことなのに、一日の終わりの気分がたしかに違った。手順そのものより、手順に向かう気持ちの速度が大事なのかもしれない。来週も、昼休みのベンチで夜の予習をする時間を持てたらいいと思う。
ところで、公園のベンチで考えごとをする習慣は、この日をきっかけに定着しつつある。オフィスの椅子で考えると仕事の続きになってしまうことも、ベンチだと不思議と自分のことを考えられる。場所には場所の思考モードがあるのかもしれない。五分の寄り道で夜の過ごし方が変わるなら、安い投資だと思う。来週は木陰のベンチの先客に負けないよう、少し早めに昼を切り上げるつもりだ。
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